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満濃池の竜と三郎池の竜は親子だった..
三谷三郎池の"じゃ"伝説

 むかしむかし、三谷三郎池にはいつごろから住みついたのか母と子の"蛇"がいました。母親の"じゃ"は身体が大きいので、三つの谷にまたがる三郎池でもきゅうくつでした。ある日つつみで昼寝をしていた子供の"じゃ"は、西の方に満濃池という大きな池ができたという、村人の話を聞きました。さっそく「お母さん、西の方に満濃池というところがあって、たくさん水があるそうですよ、これからすぐに行ってくるといいですよ」とすすめました。それではと母親の"じゃ"は、あるあらしのよる、たつまきになって西へ飛んでいきました。
 それからしばらくたったある春の日、子供の「じゃ」がつつみで遊んでいました。村の子供たちがやってきて、「三谷三郎池に「じゃ」がおるおると、大きな「じゃ」げな、うそじゃげな、わぁーい。」と、子供の「じゃ」をとりかこんではやしたてました。子供の「じゃ」は母親が恋しくなり泣き出しました。くやしくなった子供の「じゃ」が子供の中へとびこもうとしました。子供たちは「うわぁー」と大声を上げて逃げだしました。その時です。うしろのたかーい、たかーいところから「坊や、坊や」というなつかしい声が聞こえてきました。そこにはりっぱな竜になった母親のすがたがあったのです。それからは、母と子は三谷三郎池でいつまでもしあわせにくらしたそうです。

「三谷地区地域おこし事業推進委員会」
[編集部] 満濃池にも竜の伝説があることは皆さんご承知のことかと存じますが。
上の説明から言えば、満濃池には竜はもういなくて、三谷三郎池でずっと暮らしている事になりますが..どうなんでしょう?
【画像集】
ながーい竜に腰掛ける人たち 春には、桜の花が咲き乱れ花見に訪れる人も..
日時計のオブジェ
この日の撮影は午後3時30分でした。
ため池としては、非常に広い三郎池
三谷三郎池

県下でも有数の貯水率を誇っていて、主に
農業用水として利用され、利用者にとっては
無くてはならない貴重な水源です。

場所 香川県高松市三谷町